Opal Moon


雪のように白く ガラスのように透き通る月と
そこから注ぐ どこまでも透き通る光

月光が白銀に輝く 年一度の日
町の明かりは 月が出ると同時に消える
月の光を邪魔せぬように

まるでオパールのようなその月を
町の人々は 神と崇めるように
厳かな気持ちで見つめる

その月は 本当に大切な日にしか出ない
特別なものだから

オパールの月が出る日は
人々は 特別な気持ちでその夜を過ごす
「町が出来た記念日」
その大切な日を…





2010.10.10 サイト二周年に寄せて





戻る