告げたい言葉



聖なる鐘の音が 街中で響く夜
いつもの駅前で 君を待っていた
金色に輝く木の下で

赤いリボンのついたプレゼントと
君の好きな フリージアの花を抱えて
今か今かと 待っている

抱えたのは プレゼントだけじゃないよ
それよりもっと 抱えたもの 心の中に有るよ

それは
大好きだよ、という 精一杯の素直さ
これからもずっと 一緒に居よう という
精一杯の本当の気持ち
君は気づいているかな?
僕が言おうとしていることも 気持ちも 全部

白い粉雪が 金色の木を包んで
特別な魔法を持ってきてくれるようで
緊張していた 僕の気持ちは
どんどん解けていくよ
不安も 下向きな考えだって 全部

顔をあげたら ほら
大好きな君が 笑って駆けてきた

さあ 素敵な夜の始まり!



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Episode...

久々に書く詩、そしてクリスマスイメージ、ということでクリスマスイヴに書いた作品です。
前回詩を書いたのが夏頃なので、実に5ヶ月振りに書いた作品となりました(夏頃に書いたものもまた改めて作品にします)。
背景にした写真からイメージを膨らませたのですが、まさかこんなにカップルベースの甘々な作品になるとは...
自分の中の心境の変化といいますか、作風の変化が見え見えでお恥ずかしいです(笑)。