月夜の誓い
月夜に舞う桜の花びら、切なく二人を包み込み、互いの心を揺るがす。
―どうして貴方は私を避けないの?
―俺はあいつに何を望んでいるのだろう?
―貴方は私に何を望んでいるの?
―お前は俺とどんな関係で居たい?
お互いの心を揺さぶるピンクの花びらは切なくふわふわと月夜の空に舞い
穏やかな時を崩壊させるかのように掻き乱す。
貴方が求めていなくても、私は心に誓いました。
「例え、この身体が朽ちようとも…貴方を守る。」
この願いがいつか幸せとなりますように…
*******編集後記******
久しぶりに作品が書けましたが「ダーク路線」ですね。
これはある月夜に二人で帰宅している時に話した言葉をアレンジしてこの詩ができました。
川原を自転車で走る二人の心を乱すかのように桜の花びらが強く舞って、二人に決断を迫ったのです。
−「もっと近い存在で居たいのではないのか?」「お前はあいつをどう思っているのだ?」
結構妄想激しいかもしれませんが、俺がヒステリックな時とか暗い時、こういう詩が出来てしまう…。
詩のトップページとか「Hisui Dark side」ですし。
桜、ちょっとしか出てこないですね。
もっとイメージが練れる場所が欲しいなぁ…明るい詩が書ける場所とか。
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